つぶやきコミューン

立場なきラディカリズム、ツイッターと書物とアートと音楽とリアルをつなぐ幻想の共同体
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今月買った本(2018年12月)12月27日更新

文中敬称略

 

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2019年1月

 

12月26日

 

片岡人生、近藤一馬、BONES『交響詩篇エウレカセブン』2-6 Kindle版

KODOKAWAのコミックスエース大祭で半額になったのを機に大人買い。エウレカは、エヴァ以上に作画や音楽のクオリティも高く特に好きなアニメでした。コミック版はテレビ放映50回分のアニメを6巻に短縮、レイとチャールズや、サクヤとノルブなどの大きなエピソードもカットされています。アニメを熟知したファンには不満が残るものの、同じスタッフであるため、作画で裏切られることはないです。

 

12月25日

 

セネカ『人生の短さについて 他2篇』(光文社古典新訳文庫)Kindle版

この日の日替わりセールで398円となっていたもの。ネロの師でもありながら、最後は非業の死を遂げた哲学者セネカの長く読み継がれてきた名著です。

 

小川一水『老ヴォールの惑星』(早川書房)Kindle版

SF作家小川一水の最初の作品集。未知の惑星の海でのサバイバルを描いた「漂った男」や、SFマガジン読者賞を受賞した表題作など珠玉の四篇からなっています。

 

 

12月23日

 

この日も梅田で昨日時間がなくて見つけられなかった本を購入。

 

堀江貴文『堀江貴文 VS 鮨職人』(ぴあ)2018/12/20

この本は本当に面白い!と、ホリエモンが自画自賛して話題になった本で、有名どころの鮨職人7名との激論をまとめたものです。炎上した案件をしっかり回収して、マネタイズにつなげています。

 

 

12月22日

 

所用で大阪まで出てきたついでに、大阪駅構内の二つの本屋を回って購入。


前田裕二『メモの魔力』(幻冬舎)2018/12/24

SHOWROOMの前田裕二が、習慣としているメモのノウハウを全公開した渾身の書。日常的なメモをどのようにアイデアに変えるか、深め抽象化するかなど、単なる書けば願いが叶うといったレベルとは違った高度な実践的テクニックがまとめられています。最大のキーワードは、やはり「自己分析」ですね。

 

千葉雅也、二村ヒトシ、柴田英里『欲望会議 超ポリコレ宣言』(角川書店)2018/12/21

本来は弱者を擁護し、より大きな自由を担保するためのポリティカルコレクトネスが、逆に自由を阻害し、本来擁護されるべき当事者までも縛りつける皮肉な結果となっている現状に対する処方箋と言える鼎談です。「欲望」やセックスをテーマに、それまでの「ねばならぬ」という枠がぶっとんでしまいそうな痛快きわまりない一冊です。
 

坂口恭平『COOK』(晶文社)2018/12/20

あるときは建てない建築家、ある時は小説家、あるときは画家、あるときはミュージシャンと多彩な才能を発揮しながらも、躁鬱病(双極性障害)に苦しむクリエイター坂口恭平が、自らの治療もかねて取り組んだ日々の料理を、写真と手書きのレシピやイラストとともにまとめた美しい装丁の本です。読んでいるうちに、自分でも料理したくなるだけでなく、心が癒されるなど、不思議な力を持っています。
 

小川仁志『ジブリアニメで哲学する』(PHP文庫)2017/7/18

哲学者小川仁志によるジブリアニメ論です。『風の谷のナウシカ』から『風立ちぬ』まで、10作品をそれぞれ5つのキーワードでまとめる中で、しだいにジブリアニメの全体像が浮き上がってくる構成です。たとえばナウシカでは「風」「虫」「腐敗」「谷」「自然」がキーワードとなっています。

 

『文學界 2019年1月号』(文藝春秋)

落合陽一と古市憲寿の対談(「平成」が終わり、「魔法元年」が始まる)が目玉となっている号です。近所の本で見つからなかったので、遅ればせながらの購入。他に、多和田葉子と温又柔の対談や、磯崎憲一郎の新連載「日本蒙昧前史」などが掲載されています。

 

12月21日

 

「News Picks Magazine Winter 2019 Vol.3」

硬派の教養路線をとっていたかに見えたNews Picks Magazineの第三弾は、「未来の子育て」ということで、落合陽一が長男とともにカバーストーリーに。国内のみならず海外のビッグネームまで並べた1、2号の充実ぶりに比べると、ほかの顔ぶれは、やや弱い気がします。私が編集者なら、羽生弓弦、藤井聡太といった若い世代のトッププレイヤーの教育環境を取材して今一つの柱にするでしょう。News Pcks Magazineに必要なのは、時に応じて、『Number』など別のジャンルの雑誌と張り合うような柔軟な規格の立て方だと思います。

 

 

12月20日

 

羽海野チカ『3月のライオン 14』(白泉社)

ひなちゃんをキープしながら林田先生と島田八段かのどちらかをあかりさんとくっつけようとする桐山零くんのもくろみは、ひなちゃんのつぶやきで秒殺されてしまいそうな楽しい展開です。さらに橋校の先生たちが出場する将棋職団戦では『ハチミツとクローバ』のあの人たちも登場してきます。

 

12月19日

 

原田まりる『アラフォーリーマンのシンデレラ転生』Kindle版

『ニーチェが京都にやって来て哲学のこと私に教えてくれた』の作者による転生物のファンタジーノベルです。ガールズバーで死んだサラリーマンが、記憶はそのままに十代の美少女アイドルに生まれ変わるという設定。男装アイドル出身者だけあって、アイドルの日常生活の解像度が高く、男性作家が想像やリサーチで書いた作品とは、ディテールのリアリティが一味も二味も違う作品となっています。

 

宮田珠己『ウはウミウシのウ シュノーケル偏愛旅行記 特別増補編』Kindle版

ウミウシやイソギンチャク、ヒトデなど、ただ奇妙な形の海棲生物を求めて、でも面倒くさいスキューバダイビングではなく、あくまでアクアラングにこだわりながら、フィリピンやバリ島、パラオ、沖縄や八丈島など、世界と日本各地を宮田珠己がめぐる旅です。

 

12月17日

 

内藤正典『限界の現代史』(集英社新書)

中東で起き、そこから世界へと広がった難民やテロ、そして大量虐殺や弾圧の問題は、国民国家や国連、EUなど20世紀までの既成概念のフレームがもはや限界に来ていることを意味しているのではないでしょうか。台頭するイスラーム諸国や、中国、ロシアなどの新たな帝国の動向から、世界の新しい流れをとらえ直そうとする試みです。

 

猪ノ谷言葉『ランウェイで笑って 8』Kindle版

ファッション界を舞台にしてモデル志望の少女藤戸千雪とデザイナー志望の少年都村育人の物語です。それまで育人とともに歩んでいた千雪は、育人と離れ、モデルからデザイナーへの転向を望む長谷川心のモデルとなることで、芸華祭のファッションショーで育人と対決することに。はたして勝負の行方は?

 

12月15日

 

高田明典『難解な本を読む技術』(光文社新書)Kindle版

ウィトゲンシュタイン、ラカン、デリダ、ドゥルーズこのような難解な哲学・思想書を読む場合には、普通の本とは違った読み方が必要になります。どのように読み進めてゆけば「わかる」ようになるのか。詳細な実践例とともに、読者を本物の理解へと近づけてくれる良書です。

 

12月14日

 

新星出版社の電子書籍セール最終日なので、以下の料理本を購入。1冊100円でした。いずれも豊富な解説とともに、道具、調味料、素材、調理法まで詳しく解説した親切な料理本です。

川上文代『イチバン親切な和食の教科書』Kindle版

川上文代『イチバン親切な料理の教科書』Kindle版

川上文代『イチバン親切なイタリア料理・フランス料理の教科書 特別セレクト版』Kindle版

 

同じく100円で新星出版社の  

上田耕三『イチバン親切なデッサンの教科書』Kindle版

も購入。略画系ではなく、美大受験予備校のような本格的な内容。画材や所要時間によって描き方の変え方も学べます。

 

「まんがで読破」シリーズの最終日でもあったので、

セルバンテス、バラエティ・アートワークス『ドン・キホーテ −まんがで読破ー』Kindle版

Team バミンカズ『コーラン −まんがで読破ー』Kindle版

の2点を購入、99円でした。『ドン・キホーテ』は岩波文庫版を古本を揃えたら読もうとしてどうにも最後の1、2冊がそろわなかったもの。巷に伝えられているあらすじ以上の内容を押さえておきたいと思いました。『コーラン』は、偶像崇拝を禁じているため、ビジュアライズに危険が伴うイスラームの聖典をどのように処理したのか気になったためです。中村光の『聖☆おにいさん』も、仏教やキリスト教はギャグの対象にできても、イスラームに関しては、慎重な態度を崩していません。

 

12月12日

 

稲葉振一郎・筒井淳也・北田暁大・岸政彦『社会学はどこから来てどこへ行くのか』(有斐閣)

有名どころの社会学者四人による、社会学についての対談です。硬い出版社の硬い本のはずが、脱力するような表紙で話題になりました。

 

酒井若菜『うたかたのエッセイ集』(キノブックス)

女優にして、今や美しい文章の書き手としても知られる酒井若菜のエッセイ集。水道橋博士のメールマガジン『メルマ旬報』に連載されたエッセイのうち33編を収録したもの。

 

酒井若菜『こぼれる』(キノブックス文庫)

同じく酒井若菜が2008年に出した小説の再刊。不倫関係にある男女とその妻、想いを寄せる男、四人の視点から書かれています。

 

青木俊『消された文書』(幻冬舎文庫)

かつて『尖閣ゲーム』として刊行された小説に加筆訂正を経て改題されたもの。尖閣問題だけでなく、沖縄のオスプレイの問題など、現在の日本が置かれた様々な問題を集約させた情報小説です。

 

島崎和彦『アオイホノオ 20』Kindle版

島崎和彦の漫画家デビューの時代を語った自伝的コミック。雁屋哲の原作をもらい、ギャグ抜きで勝負しようとして編集者からNGをくらったモユル。大学の仲間たちが作成する映画を主演男優となって手伝うことになります。相手役との女優とのロマンスを期待しながら引き受ける燃でしたが…

 

 

12月11日

 

ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン『小学生のための正書法辞典』(講談社学術文庫)Kindle版

ヴィトゲンシュタインが、生前出版した二冊の本のうちの一冊(もう一冊は『論理哲学論考』)の初の邦訳です。大きな辞書を買えない生徒のために、簡略な辞典を作ろうとしたのが始まり。解説では、小学校教師時代のヴィトゲンシュタインの生活や、本書が成立したいきさつが詳しく紹介されます。本体自体は、ドイツ語の豆単のようなものですが、ヴィトゲンシュタインなりの工夫がなされています。

 

 

12月10日

 

佐藤航陽『未来に先回りする思考法』Kindle版 

AmazonのKindle本のセールで、安くなっていたので購入。未来を先取りする技術やツールが生まれるとき、社会に生まれるのはうまくいきっこないという否定的な意見。だが、飛行機も、Phoneも、Facebookも成功し、瞬く間に世界中に広がりました。未来を見通し、ビジネスを成功させるために必要なのは、未来予測の結論を知ることではなく、社会が進化するパターンを見抜くことなのです。

 

12月9日

 

三部けい『夢で見たあの子のために 3』Kindle版

『僕だけがいない街』の三部けいによるサスペンスミステリーです。知覚の共有ができる双子、千里と一登。幼いころ、犯罪に巻き込まれ離れ離れになった二人だが、再び知覚の共有が起き、千里は一登が生きていることを知ります。けれども、弟の手がかりを見つけ真実に迫ろうとすると、周囲には怪しい人びとの影が。そして疑惑が生まれます?一登は犯罪者の仲間になってしまったのか?

 

 

12月7日

 

幻冬舎文庫の大セールで、値ごろ感も手伝って、一気にまとめ買い。

 

川内有緒『バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録』Kindle版

『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞を受賞した川内有緒のノンフィクション作品。ベンガル地方に伝わるバウルの歌を探し求めてのバングラデシュ紀行文です。

 

宮田珠己『そこらじゅうにて 日本どこでも紀行』Kindle版

幻冬舎文庫では 実に 作品がセールになっています。長崎は出島や軍艦島、奈良は飛鳥や天理、奄美大島に羽黒山、琵琶湖の竹生島など、変なものを求めて脈絡もなく日本中を旅する作家宮田珠巳の旅行記です。

 

宮田珠己『ときどき発作的にずんずん歩く』Kindle版

こちらは、与那国島、香港、ラスベガス、アムステルダム、ぺトラと、日本だけでなく、海外まで歩き回った旅行記。ジェットコースター評論家の称号をもらったいきさつも書かれています。

 

会田誠『カリコリせんとや生まれけむ』Kindle版

アルツハイマーとなった父親のこと、息子のこと、作品のこと、北京旅行のこと、中島みゆきの歌のことなど、ジャンルを問わず書き綴った美術家会田誠のエッセイ集です。この本は、数年前に神の本を買いましたが、途中まで読みかけのまま行方不明です(たぶん段ボール箱の中にあるはず)。

 

吉本隆明、ハルノ宵子『開店休業』Kindle版

評論家で詩人の吉本隆明の懐かしい食に関するエッセイを集めた一冊です。挿絵と解説を、長女で漫画家のハルノ宵子が寄せています。

 

諌山創『進撃の巨人 27』Kindle版

いよいよ、クライマックスと思いきや、それぞれの内部のゴタゴタに終始している『進撃の巨人』です。マーレに打撃を与えたものの、そこで一気に戦局が広がるかに見えるもさにジーク・イェーガーとの共同作戦が、疑惑を招き、エレンは拘束されたまま。エルディアは、世界から孤立する中、ひそかに(日本がモデルらしい)ヒィズル国との交渉に活路を見い出そうとするのですが…

 

 

12月2日

 

成毛眞『黄金のアウトプット術 インプットした情報を「お金」に変える』(ポプラ新書)Kindle版

今年4月に出た新しい本なのに、Kindle版がセールで605円と手ごろな価格となったので購入。インプットはもう足りている。これからはアウトプットの時代だ。それもいかにお金に変えるか。特に、お金に変わる文章の書き方などをHONZ代表の経験を中心に、大公開した本です。

 

全点399円の幻冬舎新書フェア(〜12/13)で購入したのが次の2点。この値段ならまだまだ買いたいタイトルはたくさんあるのですが…

 

松原始『カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん』(幻冬舎新書)Kindle版

前野ウルド浩太郎の『バッタを倒しにアフリカへ』の向こうを張ったような挑発的なタイトルの本です。最近は、科学者でも、プレゼンスを高めて予算を確保するために、プロモーションビデオのような新書を出す人が増えてきたようです。でも、読者としては、新しい分野の知識に触れ、面白ければそれでよいのです。本当のところ、カラスの肉ってどんな味なんでしょう。

 

堀江貴文、井川意高『東大から刑務所へ』(幻冬舎新書)Kindle版

いかなる運命のいたずらか、東大から刑務所へ行く羽目になったライブドア事件の堀江貴文と、大王製紙の井川意高の対談です。ホリエモンの受刑囚の時代は『刑務所なう。』ですでによく知られているので、井川の経験とどれだけ違いがあるのか、井川がどんな時間の過ごし方をしたのか、それからどう生きてきたのかが注目です。

 

小林有吾、上野直彦『アオアシ 15』Kindle版

『アオアシ』は、ユースチームに抜擢され、しだいに底辺からのし上がってゆく青井葦人の活躍を描くサッカー漫画です。新川直司の『さよなら私のクラマ―』同様、刻一刻変化するピッチ上の選手一人一人の細かな動きや心理状態、さらには作戦の成否を、見事に描き切る力量はただ者でないと感心しています。

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