つぶやきコミューン

立場なきラディカリズム、ツイッターと書物とアートと音楽とリアルをつなぐ幻想の共同体
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哲学の春 新刊案内(2017年3月〜4月)

文中敬称略

 

2017年春は近年まれに見る哲学・思想書の新刊ラッシュ。東浩紀、國分功一郎、千葉雅也ら有名どころの単著が一斉に出そろいます。『魔法の世紀』の落合陽一や、教育分野の理論と実践でも活躍する苫野一徳の新刊も注目です。


2017年3月18日
 

落合陽一『超AI時代の生存戦略 ~シンギュラリティ<2040年代>に備える34のリスト(大和書房)レビュー

 

『魔法の世紀』の著者、メディアクリエイターの落合陽一が、『これからの世界を生きる仲間たちへ』で提示したラフな新時代のスケッチに肉づけし、34のキーワードで詳述する、超AI時代の「生き方」「働き方」「生活習慣」。

 

34のキーワードとは

 

ワークライフバランス / 人間性の再認識 / 競争心と淡々とやること/

自己実現と責任と戦略 / 信仰心 / 趣味性 / ギャンブルと報酬/
ゲーム性と遊び / 完成物 / アイデンティティ / 時代性 / コモディティ化/
マーケティング能力 / 利潤の再投下 / AI系ツール / 非合理的コミュニケーション/
オーディオとビジュアル / プレゼンテーション / 発注・命令 / メディア/
政治 / 情報アプローチ / 浅く広い知識 / 受験勉強 / 資格 / ストレス/
身体性 / 自傷行為と食事 / コンプレックス / ファッションと平均値/
友達とコミュニティ / 土地の所有 / 貯金と投資 / 子育て


2017年3月27日

 

國分功一郎『中動態の世界 意志と責任の考古学』(医学書院)

 

『ドゥルーズの哲学原理』『暇と退屈の倫理学』の哲学者國分功一郎が拓く新境地。能動態でも、受動態でもない「中動態」がかつてインド=ヨーロッパ語族には存在した。この失われた”態”を求めて、言語と思考の結節点の謎を歴史的に掘り下げる注目の書。

 

2017年4月5日

 

苫野一徳『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマ―新書)

 

『子どもの頃から哲学者』で注目を集め、理想の教育を理論と実践の双方で探究する哲学者・教育学者の苫野一徳が、初心者のためにわかりやすく解説する哲学的な考え方の入門書。Web上の連載の待望の書籍化。

 

電子書籍のみで、同じく苫野一徳の『自由の相互承認自由の相互承認 —— 人間社会を「希望」に紡ぐ —ー(iCardbook) (上) 現状変革革の哲学原理、(下)未来構築の実践理論とも3月25日が発売日。立ち上がりは各300円ですが、人気が出るに価格がつれ上昇していく、ペネトレイティングプライス方式を採用しているので、購入はお早めに。

 

2017年4月8日

 

東浩紀『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン)

 

東浩紀ひさびさの単著は、『弱いつながり』で提示された<観光客の哲学>の一層深化させる。地元住民の当事者でもなく、ディープな旅行者でもない観光客の哲学とは?すべてがネットで表象=代行されてしまう時代において、観光客の哲学こそ、世界の裂け目を見つけるために必要な思考の視座なのだ。ここで著者がめざすのは、観光客の相互訪問による友敵理論的な政治の解体の可能性である。「観光客は消費者です。観光は私的な行為です。観光客は住民に対して匿名です。観光客は住民の商人を求めませんし、歴史にも介入しません。観光客は、国境を越えて惑星上を無責任に飛びまわり、友を作らなければ敵も作りません。」(「ゲンロンβ4」所収の『ゲンロン0』抜粋より、但し第1部第3章の章題自体「友敵、動物、匿名」より「二層構造」へと変更されているので、この部分も加筆訂正されている可能性があります)

 

2017年4月11日

 

千葉雅也『勉強の哲学 来るべきバカのために』(文藝春秋)
 

 

これはいわば自己啓発書の体裁をとった哲学書。『動きすぎてはいけない』『別のしかたで ツイッター哲学』の著者千葉雅也が、勉強をかつての自分を喪失する「変身」としてとらえ、そのスリリングな意義と方法論を哲学的に再考する挑発的な書物。
 

目次

第1章 勉強と言語 言語偏重の人になる

第2章 アイロニー、ユーモア、ナンセンス

第3章 決断ではなく、中断

第4章 勉強を有限化する技術

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