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松井優征『暗殺教室 19』
JUGEMテーマ:自分が読んだ本 文中敬称略



いよいよ、松井優征『暗殺教室』もこの19巻で最終章に入る。

潮田渚も繰り上がり合格を決め、何とか全員の進路も確定、ほっと一息の3年E組、残るは卒業アルバムの編集だけだった。だが、すでに追手はすぐそこまで迫っていた。彼らが通りで対峙することとなったガラの悪い男たちは、実はとてつもない戦闘能力を持った傭兵からなる精鋭部隊だった。赤羽業(カルマ)は、冷静にその戦力差を分析し、頭を下げることで事なきを得る。

そして、卒業を目前に、3年E組の教室自体が完全に国家の手により包囲され、生徒たちは近づくことさえできない。

バリアの中に閉じ込められた殺せんせーを狙う宇宙からのレーザー砲。その処刑の日時までも決定された。

もちろん完全に情報統制のきいた世界。生徒たちの声に耳を傾ける者はいない。

それでもあきらめないE組の生徒たち。殺せんせー救出のために、包囲網をかいくぐって潜り込もうとする。

だが、そこで彼らの前に立ちはだかるのは、あの傭兵集団「群狼」だった。

でも、生徒たちは負けない。なぜならそこは彼らのホームグラウンドだから。

刻一刻と3月12日のタイムリミットが迫る。勝敗の行方はいかに?

『暗殺教室 19』は、生徒たちの成長が明らかになる巻である。状況判断から怒りをとどめることを覚えた業だけではない。生徒全員が1年間、教室で磨きに磨きをかけた技術の集大成が、この一戦では問われるのだ。

関連ページ:
松井優征『暗殺教室 18』
松井優征『暗殺教室 17』
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