つぶやきコミューン

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和夏弘雨×碧海景『火葬場のない町に鐘が鳴る時 3』
JUGEMテーマ:自分が読んだ本  文中敬称略



いったん読み出すと止まらない碧海景原案、和夏弘雨漫画の『火葬場のない町に鐘が鳴る時』第3巻。というのも、本自体がエンドレスなホラーハウスとなっているからです。

【1・2巻のあらすじ】
10年ぶりに故郷のみとず町に帰って来た高校生卯月勇人。幼なじみの豊橋咲山神龍児と再会を果たすものの、みとず町は不思議なルールが支配する不気味な町へと変わっていた。夕方6時の鐘が鳴ると町は冥奴様という得体のしれない怪物が闊歩する世界に変わり、外出してはいけないのだという。だが、時を忘れ外にいたため冥奴と遭遇してしまった勇人と咲は咲の家に逃げ込み難を逃れる。失踪した父を探すため勇人は龍児と再び夜の町に出るが、冥奴との戦いの中、龍児は怪我を負い、二人はある若い女性の家へと逃げ込むのであった。

【3巻のガイドライン】
そこで明らかにされる龍児の実家、三途龍寺の恐ろしい秘密。二人をかくまった女性ごん子は一人暮らしではなかった。奥から現れた少女奈央は、勇人への敵意を隠さない。冥奴と戦う武器を求め、勇人は一人夜の町へ飛び出すが、再び冥奴と遭遇し追いつめられる。この危機を逃れ、勇人は父を見つけることができるのか?

多くの謎に包まれたみとず町、誰かと出会い、会話を交わすたびに少しずつこの町と冥途の謎が明らかになってゆきます。冥奴の発した言葉から、次第にその正体に気づき始めるものの、一層暗い闇の世界へと誘われ、戦わないではいられないのが、主人公卯月勇人の運命のようです。

第1、2巻ではスティーブン・キングの『IT』との類似を挙げましたが、第3巻から連想したのは同じキングの小説『ペット・セマタリー』でした。第1巻の冒頭でピラミッドが出てきたのも、おそらくそういう不可思議な黄泉がえりのパワーということなのでしょう。

関連ページ:
和夏弘雨×碧海景『火葬場のない町に鐘が鳴る時』1,2巻
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