つぶやきコミューン

立場なきラディカリズム、ツイッターと書物とアートと音楽とリアルをつなぐ幻想の共同体
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原田久仁信・増田俊也『KIMURA 3』
JUGEMテーマ:自分が読んだ本  文中敬称略



増田俊也原作、原田久仁信画の『KIMURA vol.3 〜木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか〜』では、いよいよ木村政彦の運命が大きく動き出す。郷里熊本で、しだいに武名をとどろかせるようになった木村のもとを、生涯の師となる牛島辰熊が訪れたのだ。あの鬼の牛島が…しかし、政彦には継ぐべき家業の重荷があった。その時、父は、そして政彦は…

さらに、この第3巻ではライバルとなる阿部謙四郎が登場する。木村が意識するよりも前に、阿部は木村の存在とその成長ぶりを注視していたのである。

上京した政彦を待っていたのは、鬼の牛熊の容赦ないシゴキの日々であった。身体を張って牛島が木村に託そうとしたのは、ある無念の思いであった。それは…

名匠原田久仁信の作画は、主要な人物だけでなく、周囲の一度きりしか出てこない人物まで、丁寧に個性豊かに描き出す。そして、東京駅など、当時の風景、時代の空気感までリアルに表現している。

後年原作者増田俊也が、取材のために、牛島宅に夫人を訪ねた場面も圧巻だ。そこで増田が見たものは…

隠し味の部分なので詳細には記さないが、『KIMURA』は原作である『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』には描かれなかったような、エピソードや表現もいくつか存在する。コミック単体で楽しむのもよし、原作と読み比べるのもよしだが、やはり両方を読み比べることで、相互に補完し合い、よりディテールと臨場感豊かに、不世出の柔道家木村政彦像に迫ることができるだろう。

関連ページ:
原田久仁信・増田俊也『KIMURA 2』
原田久仁信・増田俊也『KIMURA』0&1
増田俊也『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』

続く『KIMURA vol.4』は9月20日発売予定、只今予約受付中


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