つぶやきコミューン

立場なきラディカリズム、ツイッターと書物とアートと音楽とリアルをつなぐ幻想の共同体
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津田マガキュレーションVol.89


00:ノマド化する巻頭言

Vol.87では苗場からだった巻頭言ですが、今週は宮崎からですね。

るんるんと楽しく旅行しながら、メルマガ書いてまーすという牧歌的雰囲気ではなく、旅行先まで仕事終わってなくて、原稿を書いて送って、それを編集の人が空けといたスペースに入れて、メルマガスタンドに回して、それから発行するというプロセスの中でやってるわけですね。

で、宮崎の次は熊本へゆくんだそうです。

そう、熊本にはくまモンが待っている…

じゃなくて、坂口恭平さんが待っているわけです。躁と鬱をくり返している坂口恭平さんだけに、果たして躁が出るか、欝が出るかでまるで成果も違ってきそうですね。今後の情報に注目しましょう。

01:つだっち、あずまんとチェルノブイリについて話したってよ

変な対談ですね。津田さんは東さんと一緒に、チェルノブイリに行ったはずなのに、まるで行ったことのない、第三者的な聞き手を演じています。コストダウンですか?女子アナを出せ、下平さんでも橋本さんでもいいからと、まず突っ込まずにはいられませんでした。

とにかく、津田さんは深い突っ込んだコメントとかはしないで、MC的な役割に徹しているので、白熱トークという感じではなく、もっぱらコアな部分の発言は東さんがするわけですね。

そのめぼしい発言、チェルノブイリ・ダークツーリズムガイドの説明より、一歩踏み込んだ発言を拾っていくと、まずは原子炉制御室の強烈なインパクトについて。

僕らが見学した2号機の原子炉制御室 は事故を起こした4号機と同じデザインなんですが、僕はこれは産業遺産として非常に重要なものだと思いました。旧ソ連の科学に対する信仰と自信に裏打ちされたもの。原子力という危険なものをかつて人類は制御できると思っていた──その夢と誇りと傲慢さみたいなものが、制御盤のなかに凝縮されている。だからデザインとしてすごく美しいです。映画のセットみたいでした。

ノスタルジアの対象となっているソ連時代の廃墟の街、プリピャチとのチェルノブイリの印象が、旅の前後では大きく変わったことについて。

その観覧車も現在のチェルノブイリやプリピャチの町を象徴する存在としてよく映像に出てきますが、僕はそのゴーストタウンよりもいまだチェルノブイリが生きていることに感銘を受けたし、新鮮な驚きがありました。つまり、プリピャチの廃墟は「僕たちが予想していたチェルノブイリ」なんですよ。けれども原発のなかでは人が鼻歌を歌いながら歩いているし、そこには事故直後から働いている人がいて、そのことを誇りに思っている。僕にとって予想外のことでした。

観光ツアーが原発推進のプロパガンダではという声に対するミールヌイ氏の声もいいですね。

「このツアーに参加して原子力技術が安全だと思うやつはいないよ」

なるほど。津田さんは、専門家による一面的で似たり寄ったりの報告と対比して、観光地化を「情報公開」の最大限に開かれた形とまとめていますね。


02:つだっち、ローソンの新浪さんとおにぎり対談

あ、こちらは下平さんは入ってます。LAWSONは結構お世話になってますが、ナチュラルローソンじゃなくて、LAWSON100とかですね。バナナとかグレープフルーツジュースが定番です。で、面白いと思ったのは東京オリンピックの話ですね。

新浪:そうですね。それに全国からボランティアが集まりやすいというメリットもあるでしょう。もしも巨額のコストが必要となるのであれば、私はオリンピック招致には反対なんです。しかし、東京ならお金を投じなくてもしっかりとした大会が開催できる。そこが重要。

津田:アテネオリンピックでは、ギリシャがかなりのコストを投じたのに、見込んでいたほどの経済効果が得られず、それが破綻の原因のひとつになったのではないか、とも言われています。コストを抑えて東京で開催することには、そういったリスクを軽減する意味もあるわけですね。

まあ、ゼネコン利権型オリンピックは反対ですが、どの道老朽化した高速道路は直さなくてはいけないので、それを活性化によって補完するというのは、考え方としてありですね。

あと数年でやってくる人口減少社会・日本。閉塞感のなかで時代を生きる子どもたちに〈夢〉を! トップアスリートの真剣勝負を見せてあげたい。ある意味、最後の機会かも」

ゼゼヒヒから津田さんが見つけ出したコメントが新浪さんの考え方と一致するんですが、日本の有終の美という考えには、どこか悲しみを感じてしまいますね。

この後、LAWSONのおにぎりなど色々な話に花を咲かせる津田さんと新浪さんです。

震災時に人々の心の支えとなったコンビニですが、地域のインフラ化を目指したいと語る新浪氏の言葉が印象的でした。

新浪:結局のところ、頼りになるインフラというのは“地元化”することなんですよね。

03:つだっち、竹田先生とオフ会やるってよ

日程:8月23日(金)
時間:20時〜
会場:パセラリゾーツ新宿本店7F Gamran Ball
http://www.pasela.co.jp/shop/shinjuku/
会費:お一人様5500円
ゲスト:竹田圭吾さん(@KeigoTakeda)

あ、これ行こうと思ってたけどやめました。買いたい本5冊分はちょっと痛いですね。2〜3冊分が限度です。

時間とお金に余裕のある方は是非。

竹田圭吾先生もメルマガ始めましたよ〜。かき氷に興味のある方はぜひ〜
→http://yakan-hiko.com/takeda.html


04:データジャーナリズムの重要性ってどうよ?

ここでマサヒコ氏(@mshk)は二つの事例──「アルゼンチンの国会議員の支出」/「ウェールズの保護児童数の増加」ーを取り上げていますが、結びの言葉が印象に残りますね。

どちらの記事も、のちに裁判所による調査や地方議会の方針転換のきっかけとなった、「データが社会を動かした」事例となっています。こられがいわゆるスクープではなく、すでに公開されているデータを拾い集めて丹念に整形した結果、浮かび上がった事実であることも特徴といえるでしょう。

だれもがアクセスできるものの、そのままでは意味をもたないデータ。それを掘り起こし、ストーリーを組み立てて公開することで、社会問題に一石を投じることができる。ときにはそれが問題解決に向けた動きにつながることもあるのです。

データジャーナリズムは、読むよりも自分の関心のある問題についてデータを編集する方がずっと面白そうです。

05:今週の原発情報クリッピング〔7月28日〜8月3日〕
06:ITニュースクリッピング「未来百貨店」〔8月2日〜8月8日〕


ニュースクリッピングって似たようなことを私も時々やってるのですが、これはどこまで書くか悩みますね。細かく解説してたら何十行でも書けそうでも1〜2行にとどめてますが、コメントの付け方・分量は参考になります。

07:この週もいろんなことがあったデジタル日記

8月4日(日)じぇじぇじぇ、つだっち、あまちゃんにはまる?!

●溜まっている「あまちゃん」を消化。

(中略)

●六本木で鍋食べて、西荻のスーパー銭湯で汗を流し、帰宅して「あまちゃん」。

●とても日曜日らしい日曜日でした。


8月5日(月)目黒であずまんと謎の会談

●ポスト福島第一原発観光地化計画で何をするか、その具体的な道筋が見えた。大変な道だろうけど、そこには光が差している、と思う。

8月6日(火)上杉さんと場外乱闘と思いきや…

●そして17時からは文藝春秋のツイッター特集記事の取材。インタビュアーは上杉さん(@uesugitakashi)だった。

●原口一博さん(@kharaguchi)の奥様が急逝され、お通夜に行かなければならないということで取材が終わったあと、すぐに別れる。

最後の一行は泣きました。ツイッターをやり始めて間もないころのことですが、原口さんが吉本ばななさんの作品について感想をつぶやいていたので、私がばななさんにRTしたことがありました。それから原口さんとばななさんの間で、ツイッター上のやりとりがいくつかあって、そのことを奥さんはすごく喜んでたわけです。「よかったね、よかったね」って。とても気持ちの優しい人だなあと思ったことを思い出しました。だから、その朝原口さんのツイッターを見た時は、本当に言葉もありませんでした。

08:Q&Aと言ってもあだち充のコミックじゃないよ

読者からの4つの質問に津田さんが答えています。最近は、堀江メルマガみたいな百人組手的な展開はなくなった津田マガですが、4つの問いとは。

■Q1  津田マガのオフ会の様子は?
■Q2 ポリタスのデータベースはいつダウンロード活用できるようになるのか?
■Q3 初恋はいつですか?
■Q4 もし明日死ぬとしたら最後の晩餐は何を食べたい?

さて、これに対する津田さんの答えとは?

09:ふるまいよしこさんが切る朝日中国版微博アカウント削除の問題

相変わらずふるまいさんの文章は読ませますね。朝日新聞中国サイトの微博アカウント削除の問題ですが、まず中国当局が不利益を感じて、ブロックしてるのは朝日新聞だけではないという点ですね。

ニューヨークタイムズやウォールストリートの中国語サイトもブロックされているわけで、そういう意味では、中国でブロックされるということは一流のニュースソースとして認められたということなのだそうです。

その他、海外メディアの翻訳サイト「訳言網」の活躍や、中国当局による海外メディアのニュース記事の引用規制について紹介しながら、次のように結んでいます。

 それにしてもインターネットで世界中がつながり、ますます多くの情報が行き交いつつある時に、中国当局はどこまでそれらを蚊帳の外に追い出すことができると考えているのか。海外メディアやジャーナリストたちと、「壁」との戦いはまだまだしばらく続くことになりそうです。

ふるまいさんもメルマガを出してるので、中国についてさらに知りたい方はぜひ

→ http://www.mag2.com/m/0001314434.html

10:岡ぱみゅがついに日本のタブーに踏み込んだ!

最初のつかみは、あれですね、飛鳥とシャブの問題です。そこから、いつの間にか靖国の問題へ入ってですね、色々と紙メディアのキュレーションを岡田さんやってるわけですね。

■『神社新報』発行元の神社本庁からすると靖国はone of them的な扱いであるが、ネタがなかなか靖国の方にゆかず、神奈川のちんこ祭りであるかなまら祭りの方へ脱線し、盛り上がっている。この部分を読むためにのみ、津田マガを読んでいる人も多いと思うので、おすすめのページである。

■『日本遺族通信』では正面から靖国の合祀を問題を取り上げつつ、ついでに戦死者の遺骨収集や慰霊の意味のダークツーリズム的側面があることも指摘している。後半部分は、岡田氏自身の学生時代の黒歴史が紹介されており、津田マガ読者は日本裸族会の活動にも興味があると思うので、見逃せないページである。

■『東京人』 さて、第三番目に紹介されている雑誌は、ご存知『東京人』でこれは普通に我々が買ってる雑誌である。しかし、最新号ではなく特集が「軍都東京の昭和」となっている2012年1月号というのがミソである。ここでもダークツーリズムスポットとして、靖国神社が位置づけられているが、その延長上にかつて陸軍の施設であった北区の中央図書館が触れられ、利用していた津田大介氏の黒歴史も暴露されているので、津田マガ読者は必読のページである。

最後の次回予告も見落とせませんね。

次回は、マンガを中心にアレしてみたいと思います。

CM:津田マガ購読しようと考えながら、一週延ばしにしているそこのあなた!
いつとるの?ー今でしょ
 → http://tsuda.ru/tsudamag/

11:今週のゼゼヒヒの「ユニバレ」「ユニ被り」ってなあに?

ゼゼヒヒ週間回答ランキングは下の通りなんですが、一時のゼゼヒヒ熱も冷め、最近あんまり投票してないですね。

1.麻生副総理のナチス発言問題をどう思う?
2.大麻の合法化についてどう思う?
3.「バルス」って書いた?
4.買い物は現金派? 現金以外派?
5.ユニクロの「ユニバレ」「ユニ被り」、恥ずかしい?
6.実名報道は規制すべき?
7.豚の生レバー、法律で規制すべき?

ここで見知らぬ単語が出てきました。「ユニバレ」?「ユニ被り」?

該当のゼゼヒヒのページ(http://zzhh.jp/questions/611)に飛んでみると、

着ている服がユニクロなのがバレることを「ユニバレ」、同席した相手と同じユニクロの服を着ていることを「ユニ被り」と呼ぶなど、恥ずかしがる人もいるようです。

まんまじゃん。まずこのコピーを作ったのがライバルメーカーじゃないかと疑う私です。別のメーカーの方が恥ずかしくないよとか、ワンランク上のうちのを買ってとかそういう仕掛け人の意図を感じるわけですね。まあ、8割の人は恥ずかしくないと言っていますが、2割は気にしているのようなので、これはネガキャンが功を奏したというべきか、言わざるべきか微妙なところではあります。

12:メディア・イベント出演、掲載予定〔8月10日〜9月10日〕
13:プレゼントコーナー:『ホリイのずんずん調査 かつて誰も調べなかった100の謎』(文藝春秋)


の後は

14:ネオローグユニオン、東北復興のため、ついに香月クンが立ち上がった!

という真面目なお話ですね。往復1000キロの車の旅。ここで出てくるなまりラー油も気になるところですが、気仙沼の復興の様子も気になりますね。

香月:がれきの処理がひと通り終わって、広い空間が広がってたね。その中にちょいちょいと水産加工工場が建ちはじめてた。

その後も、散々復興の様子やこれぞダークツーリズム的な薀蓄を聞かされた小嶋クンは、

小嶋:良い取材になったみたいで何よりだね(うわぁ……この連載で一番のどや顔で締めたよこいつ……)。

今週のネオローグユニオンは、絶対に見逃せない!

津田大介メールマガジン『メディアの現場』のお申し込みは以下のページより
http://tsuda.ru/tsudamag/

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