つぶやきコミューン

立場なきラディカリズム、ツイッターと書物とアートと音楽とリアルをつなぐ幻想の共同体
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今月買った本(2018年4月)

文中敬称略

 

4月17日

 

堀江貴文『なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?』Kindle版 2017/7/6

Kindle版のみの本で、ベストセラーのしかけ方を自ら解説した本です。インターネットの時代、SNSの時代、本屋が減り続ける時代のサバイバル戦略の定本と言えそうです。

 

つるかめ『雨天の盆栽 1』Kindle版

セールで108円になっていて面白そうだったので購入。盆栽命のツンデレ美少女との出会いによって、女子高生の主人公自らもいつしか盆栽の世界に引き込まれると話です。まったく盆栽に興味がない人でも、わかりやすく解説されるうち、自然に用語を覚え、いっぱしの盆栽通になりそうな教育的コミックでもあります。

 

 

4月14日

 

たかぎ七彦『アンゴルモア 元寇合戦記 9』(角川コミックス・エース)Kindle版  2018/3/26

対馬の砦に籠城しようとする日本勢。周囲を取り囲むモンゴル勢。これまで、五分の戦いに見えていたものが、多勢に無勢、圧倒的な戦力の差によって、日本勢は追い込まれてしまいます。輝日姫も、朽木迅三郎もピンチの連続。このまま終わってしまうのかとハラハラしっぱなしの第9巻です。

 

4月11日

 

板垣恵介『刃牙道 21』(少年チャンピオン・コミックス)2018/4/6

地下闘技場の観客の前で、宮本武蔵と戦うこととなった刃牙。一気に持てる技を爆発させるのですが、はたしてどこまで武蔵に通じるか。ちなみに、武蔵は刀を持たずに、素手で渡り合おうとします。堂々と武蔵の二刀流と渡り合った列海王と比べるとフェアではない気がしますね。

 

 

 

4月10日

 

東野圭吾『魔力の胎動』(角川書店)2018/3/23

『ラプラスの魔女』の前日譚だそうです。『ラプラスの魔女』は、計算によって自然界のさまざまな事象を予知できるがゆえに、それによって完全犯罪すら可能にしてしまう少女、羽原円華が主人公のミステリでした。『ラプラスの魔女』の映画化に味をしめての二匹目のドジョウでしょうか。キャラクターとしては魅力的ですが、さすがに今さら探偵役としてガリレオこと湯川学のポジションを占めるわけにはゆかないので、名作になるためには、『羊たちの沈黙』のような、マッドサイエンチストである必要があると思いますが、そこまで行けないと弱い展開になるでしょうね。

 

 

4月9日

 

諌山創『進撃の巨人 25』(講談社)2018/4/9

ほとんど謎のようなものはなくなり、敵地に潜入したエレンを中心に、いよいよ全面戦争が始まります。これまでのストレスのたまる展開が嘘のように、活劇シーンの連続です。これは東宝映画の「怪獣総進撃」ですね(もともと諌山創は東宝映画の『サンダ対ガイラ』みたいなのがやりたかったとどこかで語っていました)。終劇も見えてきました。謎解きめいたものに食傷気味だった人も、是非チェックしてみてください。痛快アクション娯楽映画ですよ、これは。

 

4月6日

 

堀江貴文・落合陽一『10年後の仕事図鑑』(SBクリエイティブ)

ホリエモンこと堀江貴文と「現代の魔法使い」落合陽一による近未来の職業案内です。対談を、独立した断章としても読めるように再構成したもののようですが、特に社会構造と価値観の変化の分析が重要で、十年後と言わず明日からの仕事にも直結するヒント満載の一冊です。

 

 

4月4日 

 

大場つぐみ、小畑健『プラチナエンド8』Kindle版  2018/4/4

天使に選ばれた神候補同士のバトルを描く作品ですが、架橋 明日(かけはしみらい)とメトロポリマンこと生流奏(うりゅうかなで)との対決という最大の山場を迎えます。人を殺すことができない明日が、いかにして生流を倒すことができるのかが、鍵に。さらに一癖も二癖もある、次の神候補が出現してきそうです。

 

 

4月3日

 

小野雅裕『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』(SB新書)2018/2/6

NASAの現役技術者による宇宙探査の歴史をたどった一冊です。主人公は、宇宙飛行士ではなく、技術者や科学者、小説家など。膨大な情報が、新書サイズにコンパクトに収められた一冊です。

 

今月買った本(2018年3月)3月26日更新

文中敬称略

 

3月26日

 

平野啓一郎『ドーン』(講談社文庫)Kindle版

Kindleの日替わりセールで399円となっていたので購入。何年か前に単行本を購入し、読み終えているのですが、錯綜したストーリーで細部まで読み切れていないので、読み返そうと思っています。「ドーン」は火星探査のための宇宙船の話ですが、そこでの出来事の真相が、テーマとなっています。それにアメリカの大統領選が横糸として絡みながら、近未来の世界が予言的に描かれます。

 

3月25日 

 

中山七里『追憶の夜想曲』(講談社文庫)Kindle版

講談社のセールで30%OFFとなっていたので購入。少年犯罪の過去を持つ弁護士御子柴礼司もののミステリーの第2弾。タイトルのイメージとは異なり、音楽成分は薄いようです。

 

3月24日

 

ヤマザキコレ『魔法使いの嫁』1〜4(コミックブレイド)Kindle版 

テレビアニメ化もされたヤマザキコレのコミック『魔法使いの嫁』の1〜4巻が107円に(しかも1、2巻は103ポイント還元)となっていたので買いました。ちょうど通いつけの歯医者の待合室に置いてあったので、内容をチェックしたら面白そうでした。人生に希望を持てない少女が、お金で買われた相手が魔法使いだったわけですが、それが動物の骸骨を頭に持つ異形の姿。でも、性格は初心でよい人だったので、魔法を身につけながらしだいに惹かれてゆく、みたいな話です。いきなり嫁にならずに、弟子としての見習い期間があるのでソフトな内容です。

 

3月21日

 

猪ノ谷言葉『ランウェイで笑って』2〜4 Kindle版 

身長の高さが絶対のファッションモデルの世界で、158センチしかない少女がパリコレクションをめざす少女漫画の王道かと思ったら、クラスメートで彼女の服を作りたかった少年が、ファッションデザイナーの世界に飛び入り的参戦して、しだいにのし上がってストーリーの方がメインのようです。1巻が期間限定で無料で読み始めたら、ストリーの巧みさ、業界への綿密なリサーチ、要所要所の泣かせどころの台詞で、一気にひきこまれ、4巻まで読み切ってしまいました。漫画大賞の候補作の中でも、大童澄瞳の『映像研には手を出すな!!』と並ぶ傑作です。

 

3月20日

 

読書猿『問題解決大全』Kindle版

家入一真『なめらかなお金がめぐる社会。あるいはなぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。』Kindle版

どちらもKindle春の大セールで半額になった機会に買ったものです。『問題解決大全』は、『アイデア大全』と同じシリーズで、結局『ライフハック大全』とあわせ3冊そろえてしまったものの、どれもアイデアが多く何ページか読むとお腹いっぱいになってしまうので読み切れていません。『なめらかなお金がめぐる社会。』は、クラウドファンディングなどを活用した小さな経済圏のススメの本ですが、家入一真の他動力は、世間一般の基準に合わせて飼いならすことはできないので、選挙や政治などに労と時間を費やすより、やはりこちらの方に向かった方が正解だなと思いました。

 

3月18日

 

辻田真佐憲『空気の検閲 大日本帝国の表現規制』光文社新書 

歴史もののノンフィクションで、斬新な切り口で定評のある辻田真佐憲の最新刊です。タイトルがこれまでの作品に輪をかけて面白く、読むのが楽しみな一冊です。

 

3月17日

 

橋本花鳥『虫篭のカガステル』3〜7 Kindle版

Kindleのマンガまとめ買い(〜3/25)のセールで、半額となったので、最終巻まで買いました。人が虫に変身する世界でのバトルを、一人の少女を中心に描いたものですが、その世界観は壮大で、『風の谷のナウシカ』で始まり、『新世紀エヴァンゲリオン』で終わる、『進撃の巨人』に似たストーリー展開のコミックです。ちなみに、このコミックは元々Webで連載されたもので、2005年にスタートしています。

 

3月16日

 

宇野常寛『母性のディストピア』Kindle版

買おうとは思っても、値段が結構高くて、躊躇していたら、日替わりセールでKindle版が半額となっていたので、買いました。批評家宇野常寛が、宮崎駿、富野由悠季、押井守から、『シン・ゴジラ』『君の名は。』『この世界の片隅に』まで語り尽くした戦後サブカル論です。

 

3月15日-16日

 

石塚真一『BLUE GIANT』3-10 Kindle版

1、2巻が無料で読んでいるうちに最後まで、深夜一気買いしてしまったジャズ漫画。仙台から上京して、活動の場を見つけようとするサックスプレイヤー宮本大を主人公に描きます。元々画力には定評のある作者ですが、音楽の描写が濃密で、思わず引き込まれてしまいます。これほど、一巻が短く感じたコミックもなかったです。

 

3月12日

 

小林有吾、上野直彦『アオアシ 12』Kindle版

『アオアシ』は、Jリーグのユースチームを舞台にしたサッカー漫画。タイトルは主人公の青井葦人にちなんだもの。ユースチームに何とか入り込んだ新人たちの前に立ちはだかるのは、Aチームの壁でした。

 

3月8日

 

落合陽一『魔法の世紀』(PLANETS) 2015/11/27

『魔法の世紀』はすでにKindle版で購入、レビューも書いていますが、これは紙の本。索引が作りたくなって、ページ表記のある紙の本をゲットしました。

 

堀正岳『ライフハック大全 −人生と仕事を変える小さな習慣 250』Kindle版

角川の半額セール最終日にかけこみ的に購入しました。仕事術のチップス集ですが、何冊分もの内容がぎっしりつまったオプション並列型の大全です。

 

斎藤孝『大人の語彙力大全』(中経の文庫)Kindle版 2018/1/13

斎藤孝には『語彙力こそが教養である』という著作がありますが、これはそのリスト編で、ビジネス文書や会話の場で必須の数百のキーワードを細かく解説したものです。実用書なので、読み物としては物足らないかもしれません。   

 

小田玄紀、後藤田隼人『1時間でわかるイーサリアム入門』(Next Publishing)Kindle版 2017/12/22

ビットコインにつぐ仮想通貨イーサリアムについての解説本。ビットコインとの違いから、取引の仕方まで、一通りの知識が1時間で身ににつくわかりやすい本です。昨年末に出た本ですが、それでもイーサリアムは本文中の相場からはすでにかけ離れてしまっています。

 

3月7日

 

かっぴー、nifuni『左ききのエレン 2』Kindle版 2018/3/2

かっぴーが自ら描いた『左ききのエレン』を女性漫画家nifuniがリメイクしたクリエイティブ業界を描いた漫画です。天才も、秀才も凡人も、それぞれに軋轢、葛藤があり、誰一人特権的な地位に立っているわけではありません。煩悩と策略が渦巻く世界での、熾烈なサバイバルストーリーです。

 

3月5日

 

中山七里『贖罪の奏鳴曲』(講談社文庫)Kindle版 2013/11/15

Kindle日替わりセールのタイトルになったもの。中山七里の作品は『さよならドビュッシー』『おやすみラフマニノフ』など、音楽ものののみ愛読してきました。タイトルから、これも音楽にからめたミステリーと言えそうです。

 

大今良時『不滅のあなたへ 6』(講談社)Kindle版 2018/2/16

『不滅のあなたへ』は、接したことのある生き物が死ぬ度にその相手に姿を変えることが可能になる宇宙からの生命体フシの変身の物語。フシはしだいに人間の感情を学びながら、人助けのために危険を冒すことになります。監獄島から脱出しようとしたフシと少女トナリにノッカーと呼ばれる怪物が襲いかかります。二人は島の仲間を助けることができるでしょうか。

 

3月4日

 

杉谷庄吾『映画大好きポンポさん』(KADOKAWA/メディアファクトリー)Kindle版  2017/8/26

2018年の漫画大賞のノミネート作品の一つ。映画が大好きな女性ポンポさんは、ニャリウッドの敏腕プロデューサー。新人の監督や女優を発掘しながら、大物俳優が主演する映画をつくるプロセスを描いた一巻物のコミックです。作者の映画に対する愛と蘊蓄がこの一巻にぎっしり詰まっています。

 

3月3日

 

3月2日までに三冊以上まとめ買いすると8%ポイント還元だったので(今は5冊以上になっています)、月に一、二度ののまとめ買いをAmazonで行いました。

 

島田裕巳『ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか ロックとキリスト教』(イースト新書)2018/3/8

宗教学者島田裕巳によるロックと宗教の関係性の考察。ジョン・レノンだけでなく、エルビス・プレスリーやボブ・ディラン、ストーンズやエリック・クランプトンなどの音楽の中のキリスト教的要素や神の概念(あるいは不在)を系譜学的に掘り下げてゆきます。

 

木村草汰・新城カズマ『社会をつくる「物語」の力 学者と作家の創造的対話』(光文社新書)2018/2/23

気鋭の憲法学者とSF作家、一見水と油のようでいながら奇妙にシンクロする二人の間で交わされるスリリングな会話が見ものです

 

成毛眞『発達障害は最強の武器である』(SB新書)2018/2/5

芸術的天才や天才的起業家の多くは実は発達障害。ADHDを自認する著者ができれば治さない方が幸せと考える発達障害の強さに関して、多くの変人たちの例を挙げて持論を展開する楽しい本です。

 

戸谷洋志『ハンス・ヨナスを読む』(堀之内出版)2018/1/31

ハンス・ヨナスはハイデッガーの弟子であり、ハンナ・アレントの友人であった哲学者ですが、その生命科学や科学技術に関する考察が最近注目を集めています。『JPOPで考える哲学』の著者による日本ではまだよく知られていないハンス・ヨナスの初めての紹介書です。私もヨナスは一冊も読んだことがありません。

 

一木けい『1ミリの後悔もない、はずがない』(新潮社)2018/1/31

椎名林檎や辻村深月、三浦しをんらが絶賛している小説ですが、どうやら新鮮な言語感覚を持った胸に迫る恋愛小説らしいです。「西国疾走少女」「ドライブスルー」「潮時」「穴底の部屋」「千波万波」の五篇からなっています。

 

3月1日

 

大前研一『大前研一 2018年の世界 〜2時間でつかむ経済・政治・ビジネス、今年の論点』Kindle版 

Kindlの日替わりセールのタイトルだったので購入。大前研一が世界と日本の現状を分析し、未来を予測した本です。マスメディアとは異なり、およそ忖度ということを知らない大前研一が最新のデータをもとに、日本と世界をバッサバッサと切りまくる痛快きわまりない一冊です。

今月買った本(2018年1月)1月31日更新

文中敬称略

 

1月30日

 

落合陽一『日本再興戦略』(幻冬舎)Kindle版

『日本再興戦略』はすでに紙版を予約してあったのですが、Amazonでは1月31日にならないと発送されないようです。サンプルを見て、刺激的だったので待ち切れずにダウンロードしました。堀江貴文同様、国境のない生き方をしているように見える落合陽一があえて「日本」というフレームにとどまって未来についての包括的な考察を行うという点が本書のポイントでしょう。浅田彰の三乗くらいの天才を感じました(三乗の根拠は研究者・教員に加え、アーティストと経営者のステータスが加わっている相乗効果によるものです)。「はじめに」の注がものすごい数で、基礎知識の用語集となっています(教育的な、あまりに教育的な)。注と本文を瞬時に行ったり来たりするのは、電子版ならではの快感ですね。

 

1月26日

 

千葉雅也『メイキング・オブ・勉強の哲学』(文藝春秋)2018/1/25

ロングセラー『勉強の哲学 来たるべきバカのために』の執筆過程を見える化した著作。電子書籍版はすでにレビュー済みですが、紙の版はさらに「第4章 欠如のページをめくること」と手書きノートとアウトライナーの資料を加えています。

 

1月25日

 

海猫沢めろん『明日、機械がヒトになる ルポ最新科学』(講談社現代新書)16/6/1 Kindle版

まもなくシンギュラリティを迎え、AIと人類の区別がつかなくなると言われる中、作家の海猫沢めろんが人類の未来を科学者や専門家とともに語りつくした対談集です。

 

1月24日

 

森田るい『われらコンタクティ』(講談社)17/11/1 Kindle版

漫画大賞2018ノミネート12作品の中に選ばれていた一つですが、1巻ものなので気楽に購入できました。かつていっしょにUFOを見たことのある男女が再会し、町工場で開発したロケットを打ち上げるまでの紆余曲折を一気に描きあげます。

 

1月21日

 

花村ヤソ『アニメタ!』2〜4 Kindle版

これも期間限定無料の1巻を読み出したらはまった漫画です。『映像研には手を出すな!』とは対照的なリアル志向の丁寧なタッチによるアニメ制作現場のストーリーで、『エンピツ戦記』で舘野野仁美が描いたようなアニメーターの原画と動画の間の製作手順が細かく描かれます。ただ主人公の女の子が絵は未熟だが柔道2段で動体視力に優れ、その空間把握能力を評価されという設定はスポ根そのものだし、『重版出来!』の影響も感じられますね。『コネクト』もそうですが、そのうち無料でゲットした1巻は消えてしまうのです。

 

1月20日

 

清水潔『「南京事件」を調査せよ』Kindle版

文春の40%ポイント還元セールで買ってないタイトルの中で一番目を引いたのがこの作品。『殺人犯はそこにいる』で定評のあるノンフィクション作家清水潔が南京事件の真相に迫ります。『殺人犯はそこにいる』同様、生半可な覚悟では読んだり、レビューを書いたりできない作品です。

 

鈴木マナツ『コネクト』2〜4 Kindle版

コネクトはゲームやアニメの音楽をつくるティーンエージャーを描いた音楽漫画。音楽系のマンガは見つけると大体チェックするようにしています。作曲家の少年に、インスピレーションを与えた少女漫画家、ネットで有名となった女性歌手がみな近くの高校生という設定。無料の1巻でそこそこきれいな絵とDreams come true的なストーリー展開にはまって最新の4巻まで一気に買いました。

 

1月18日

 

高山真『羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界』(集英社新書)18/1/17

言葉にしづらいフィギュアスケートの世界を、羽生ら現在のトップスケーターを中心にわかりやすく解説した話題の書です。アクセル、ルッツ、フリップ、トウループ、サルコーって一体どこが違うの?フライイングキャメルスピンって何がフライングなの?といった誰もが抱く素朴な疑問から、演技構成点の複雑なスコアの世界まで、目から鱗が落ちまくりの一冊です。

 

恩田陸、瀬名秀明、小路幸也、宗田理、坂口恭平ほか『2030年の旅』(中公文庫)17/10/25

8人の人気作家が十数年後の未来を描いたアンソロジーです。坂口恭平をカバーするために買いました。坂口恭平は小説ではなく、エッセイを寄せています。収録作品は以下のとおり。

・恩田陸「逍遥」・瀬名秀明「144C」・小路幸也「里帰りはUFOで」・支倉凍砂「AI情表現」・山内マリコ「五十歳」・宗田理「神さまがやってきた」・喜多喜久「革命のメソッドーーー2030年のMr.キュリー」・坂口恭平「自殺者ゼロの国」(エッセイ)

 

ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン『青色本』(ちくま学芸文庫)Kindle版

スラヴォイ・ジジェク『イデオロギーの崇高な対象』(河出文庫)Kindle版

ふだんあまりセール対象にならない哲学・思想書を、この日までの【20%ポイント還元】第四回 チチカカコヘ 6社編集長が本気で推す「教養はチカラだ!」フェア(1/18まで)チチカカコヘで購入。ウィトゲンシュタインの『青色本』は、青い表紙で綴じられていたためにこう呼ばれていますが、『論理哲学論考』以降のターニングポイントとなった講義録。「語の意味とは何か」という根源的な問いから始まります。スラヴォイ・ジジェクは、耽読したドゥルーズやデリダとは異なり、学生時代に読まなかったせいか、独自の書き方になじめないでいたので、最初の主著であるラカン論から攻略することにしました。解説に映画や小説を多用するのは、この頃からの傾向ですね。

 

1月16日

 

大童澄瞳(おおわらすみと)『映像研には手を出すな! 1』Kindle版 17/1/12

大童澄瞳『映像研には手を出すな! 2』Kindle版 17/9/12

『映像研には手を出すな!』は絶賛の噂が広がり、品切れの紙バージョンはプレミアムがつくまでの人気作(まもなく補充されるのであわてることはなさそう)。読んであっと驚く天才ぶりです。アニメーションの志向の漫画家であるために、ダンジョン的な空間造形には卓越したセンスを持っています。キャラ立ちする登場人物たち、毎回学園祭のノリの楽しいストーリー展開も魅力的ですが、これまでのアニメ作成物とは異なり、現物サイズのロボットや乗り物を乗り回すぶっとんだ想像力の爆発ぶりは、リアルさを追う余り生真面目になりすぎた漫画界に、漫画本来のカオス的な面白さを回復させてくれそう予感がします。2018年一押しの漫画と言ってもよいでしょう。

 

1月15日

 

狩撫麻礼、たなか亜希夫『迷走王ボーダー』1(上)、1(下)Kindle版

2018年1月5日に亡くなった狩撫麻礼(ひじかた憂峰、土屋ガロン)の代表作の一つ(1巻は上下各99円となっていました)。ツイッターのTLが狩撫麻礼のネタで盛り上がっていたので、購入してみました。大陸放浪時に出会い、同じアパートで生活する蜂須賀と久保田、それに浪人生の木村を中心に、金にも、暴力にも、権力にも屈することのない破天荒な男たちの活躍を描く痛快作です。服装にも無頓着なこういう無頼派が活躍するドラマは、バブル崩壊前の80年代までが限度でしたね。

 

1月14日

 

桐木憲一『金沢シャッターガール』(竹書房)18/1/11

『東京シャッターガール』が話題の桐木憲一の新作。この『金沢シャッターガール』も映画化され同時公開。将来に悩む金沢在住の女子高生夏目花菜が、金沢城や兼六園、茶屋街や尾山神社、近江市場、21世紀美術館といった定番スポットを撮りながら、自分探しを行うという設定。これに、日本人を母に持つドイツ系ハーフの男の撮影旅行がクロスオーバー。ホラーをからめたり、ディープな金沢案内になっています。

 

谷本真由美『バカ格差』(ワニブックス)18/1/11

年々深刻になる日本における格差の実態を、最新のデータをもとに海外と比較しながら鋭い切り口で切り込むめいろま本最新刊です。地域や住宅の格差、年収と学歴の格差、男女の格差、正規非正規の格差など、日本の病根を取り出しながら、そこから抜け出すための打開策をさぐります。

 

1月12日

 

二ノ宮知子『七つ屋志のぶの宝石匣 6』(講談社)18/1/12

『七つ屋志のぶの宝石匣』は宝石の気がわかる質屋の娘志のぶと、志のぶの家に質草として預けられ、今は宝石商として働く顕定を中心とした宝石物語。ラブコメにミステリー要素がからみながら、物語がどこへ向かうのかいまだに不明だけど、つい引き込まれる面白さ。質屋の内部事情や宝石の知識も自然に身につきます。6巻では、酷使しすぎたせいか志のぶの超能力に陰りが出て…

 

羽賀翔一『今日のコルク(1)〜新人マンガ家のスケッチブック〜』(コルク)14/9/5

羽賀翔一『ケシゴムライフ』(コルク)14/11/7

羽賀翔一『昼間のパパは光ってる』(コルク)16/10/1

『漫画 君たちはどう生きるか』が100万部突破記念ということで、期間限定全点100円セールに釣られました。この人の絵は、どこか野暮ったい感じがして、苦手だったのですが、それが逆に『君たちはどう生きるか』ではプラスに働いている気がします。何にせよ先入観だけで判断するのはよくないので、これを機会に押さえることにしました。『今日のコルク』は羽賀翔一がFacebookに更新の絵日記、『ケシゴムライフ』は短編集、『昼間のパパは光ってる』はダムづくりの技師と家族の物語です。

 

1月9日

 

レーモン・ルーセル×坂口恭平 國分俊宏訳『(抄訳)アフリカの印象』(伽鹿舎)

本来2016年に出版されたものの、九州限定販売だったため、版元から取り寄せないと手に入りませんでしたが、このほどAmazonでも取り扱うようになったということでさっそく注文。この日到着しました。訳者によると、坂口恭平がルーセルの『アフリカの印象』にインスパイアされて描いたドローイングをもとに、その場面の抜粋の訳をつけて出版したいと企画だったようです。ドローイング以外に、ページの下にフランス語の原文が横書きで添えられています。ルーセル自身、アフリカへ行かずに、言葉遊びでこの本を書いたので(フーコーのいう「文学機械」)、それに坂口恭平が本を読んだだけでドローイングを描き加えたわけですから、原著以上にシュールな世紀の奇書になっています。塗り絵するのも楽しそうなので、ついもう一冊ほしくなります。

 

1月8日

 

安富歩『超訳論語』 Kindle版

安富歩『老子の教え あるがままに生きる』Kindle版

ともにディスカヴァー・トゥエンティワン書籍キャンペーンで50%OFFになり値ごろ感が出てきたので購入。『超訳論語』は支配階級に好都合なイデオロギーとしての『論語』を学問を学ぶ者の倫理に読みかえながら大胆な価値観の転換をはかっています。『老子の教え』は、言語による思考の支配の彼方をめざす自然主義哲学として、これまでの老子観を一歩進めたものです。いずれも1、2時間もあれば読めるものですが、既成概念に縛られた考えから解放され、すっきりとした気分になれる本です。

 

1月6日

 

手塚治虫『手塚治虫のマンガの描き方』Kindle版

1月のKindle月替わりセールの中に99円で入っていたので、購入。以前、紙の本を購入した記憶があるけれど、あの本はいったいどこへ行ったんでしょう。内容もまるで思い出すことができません。

 

1月5日

 

田中圭一『ヤング田中K一』Kindle版

ギャグマンガフェア(〜1/18)の中に270円で入っていたので、購入。おもちゃメーカーに入社し、日々おもちゃの販売に奮闘する若き日の田中圭一の姿を、手塚タッチで描いた作品です。紙の本が出てから12年になるので、今とは若干キャラクターの絵柄も違いますね。

 

1月4日

 

ONE,村田雄介『ワンパンマン 15』Kindle版 

この日ようやく配信となった電子版。12巻あたりまで一気読みできた勢いが、ここにきてひねりを入れようとしてやや停滞気味です。『ワンパンマン』の面白さって、強そうなヒーローの登場、それが強い悪役の出現の前に玉砕、その悪党をワンパンマンがワンパンチで粉砕という単純さにあるんですよね。

 

以下3冊は紙の書籍

 

那須川天心『覚醒』(クラーケン)17/12/06

キックボクシングで、そしてMMA(総合格闘技)で、圧倒的な強さを見せる十代のファイター、「神童」那須川天心の初の著書です。那須川自らが語るこれまでの格闘技人生と、プロデビューしてから過去の戦いすべて、さらに両親や友人、指導者たちが見た那須川像を立体的に構成した一冊となっています。那須川の強さの秘密がクリアに見えてきます。

 

はらぺこグリズリー『世界一美味しい煮卵の作り方 〜家メシ食堂 ひとりぶん100レシピ〜』(光文社新書)17/02/05

入手困難な食材も、面倒なステップも省いて、どこまで美味しい料理を作れるかというコンセプトの手抜き料理本。100の料理がそれぞれ1、2pに収められて、数分でできるものも多いです。すぐにでも料理のバリエーションが増えそうです。

 

中沢新一『アースダイバー 東京の聖地』(講談社)17/12/26

『東京アースダイバー』『大阪アースダイバー』につぐ第三作は、現実に焦点を合わせ、築地市場と明治神宮という二つの場所がつくり上げられた経緯からその現代的意義を掘り下げます。

 

以下は、セール対象の駆け込み購入です。

 

(光文社キャンペーン)

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』1〜4(光文社古典新訳文庫)

古典新訳文庫80タイトルが50%OFFとなっていたので、以前からほしかった『カラマーゾフの兄弟』を揃えることに。『カラマーゾフの兄弟』は実は5巻あるのですが、5巻目はエピローグ別巻となっているので、4まで読めたら後でもいいかという感じです。

 

フローベール『感情教育』上、下(光文社古典新訳文庫)

『感情教育』は、学生時代に岩波文庫版で読みましたが、美しい文体の恋愛小説です。大事なことは何も起こらないと言われますが、もう一度別の訳で読みたくなりました。

 

サン=テグジュペリ『夜間飛行』(光文社古典新訳文庫)

『人間の大地』も『夜間飛行』も好きな作品です。『夜間飛行』の方が短く、その分安かったのでという単純な理由です。

 

遠藤秀紀『人体 失敗の進化史』(光文社新書)2006/06/20

読んでないセール対象本の中では、レビューの評価も高く、なんとなく名著の予感がしたので購入しました。

 

(ビジネス本フェア)

読書猿『アイデア大全』(フォレスト出版)2017/02/01

これもKindle版が半額になっていたので、駆け込みで購入。『勉強の哲学』の千葉雅也さんも執筆時に参考にしたとか。いろいろとアイデアの出し方がカタログ的に並んでいて、重宝しそうな本です。

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